出会いとは不思議なものだ

僕の人生にとって本当に特別なものがあります。




それはドラムです。




この楽器との出会いが無ければ僕の人生は大きく変わっていたと思います。




全てを書くにはあまりに膨大になるので今回はドラムとの出会いを書きたいと思います。








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あれはまだJERRYBEANSもない僕が中学校1年の時




不登校になってから3年




僕はいろいろな出会いの中で
少しづつ心は元気になっていた






小学校5年の時から


典くんにアコースティックギターを教えてもらい


今はコード弾きならある程度できるようになった






そんなある日


典くんが「他の楽器やってみたくない?」というので


僕も「うん!やってみたい!」と言った






そしてすぐにどの楽器がいい?という話しになった






2人は同時に「ベース」と言った






自然に僕らはベースを選んでいた




余り目立たなくて(当時の印象)
でもギターみたいにかっこよくて




そんなベースに惹かれるのは
当時の僕らには必然だったのかもしれない








そして次の日
典くんが絵を描いて持ってきた




それはベースの絵だった




「俺こんなベースほしいねん!」
キラキラした顔で典くんがそう言うのを聞いて




僕は心の中で思った


「ベースは典くんに譲ろう」と






とにかくその時の僕には
ドラムと言う選択肢はなかった




一本ものの楽器には憧れがあったし
何より派手でお金がかかると思ってたから






それでも他の楽器をしてみたいという情熱だけは
どんどん増していった








そんなタイミングで
不登校親の会で出会ったTくんが
「バンドやってみいひん?」と持ちかけてくれた






僕らはすぐにやってみたいと言った




そして僕と典くんとTくんと近所に住んでいた音楽家のHくんで
バンドを組むことになった




僕はまだどのパートをやるか悩んでいたのでとりあえず
スタジオに行って決めることになった






そして初めてスタジオの日がきた




緊張した




スタジオの部屋にはドラムセットはあって


その存在感に圧倒された




でも実物は思っていたより遥かにかっこよかった






典くんも知り合いにベースを借りて
初めての音出し


ワクワクと緊張がすぐに伝わってきた






そして初めてのスティックを持って


ドラムの椅子に座る






ここに来る前に膝で8ビート(ドラムの基本のリズム)を
練習してきた




そして人生初のドラムを叩いた








衝撃だった








こんなに面白い楽器があったんだって思った








その瞬間
「これだけは誰にもとられたくない」
そうも思った








スタジオはあっという間に終わって
典くんがこう聞いてきてきた




「ドラムどうやった?」




僕はとっさにこう言った
「難しいしまだ面白さがわからへんわ」




めちゃめちゃ面白いなんて言ったら
みんなドラムやりたいって言うと思ったから










結局僕は1年くらいそんな調子で


ある程度叩けるようになってから実はそう思っていたことを


みんなに告げた









あの日の衝撃は今でもはっきり覚えている






僕にとってドラムとはまさに人生をワクワクさせてくれるもので






叩いている時の楽しさはあの日からずっと変わらない





あんなにやると思えなかったドラムに
こんなに人生を救われるなんて






本当に出会いとは不思議なものだ

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