彦根文化プラザ　【ひだまり春待ちコンサート】 3/12

今日は彦根文化プラザにて、親子支援ネットワークひだまり主催の【ひだまり春待ちコンサート〜きっと大丈夫〜】に出演させていただきました。

親子支援ネットワークひだまりさんの10周年記念のイベントです。

ひだまりさんは不登校親の会として彦根で10年間も活動してこられました。

昔僕らの人生を変えてくれたのは不登校親の会でした。

今こうして不登校親の会と関わりを持たせていただけるのは僕らにとって本当に感慨深いです。
ありがとうございます。

会場には僕らの歌の歌詞をたくさん貼っていただきました。
手作りであったかい作品ばかりで本当に感動です。

会場には沢山の人が足を運んでくださいました。
本当にありがとうございます。

いよいよ開演です。
まずひだまりさんが挨拶をされました。
この日を迎える想いとこれまでの苦労。

そして開催するにあたって協力して頂いた公益財団法人ソロプチミスト彦根の方への花束贈呈。

お二人の想いをステージ袖で聴いていて本当に感謝感謝で涙を堪えました。
このステージに立たせていただけること、関わる全ての皆さんの想いを持ってステージに上がりました。

様々な人生を抱えて今日を生きている皆さんの気持ちが少しでも楽になるように、温かくなるように。

ただその想いだけを込めて歌いました。

今日この日まで生きてこれたことはどんな名誉よりも価値があって凄いこと。
そんなあなたに心からの拍手を、そして自分自身から拍手を送ってほしい。

僕がこうやって今皆さんに想いを聴いていただけることがどれほど幸せか、言葉では表せません。僕が生きてきた全ての出来事に意味があると教えてくれるのはみなさんのおかげなのです。

本当にありがとうございます。

今日はコンサートが終わってからトークタイムがありました。
ひだまりの方と一緒に【親の思い・子の思い】をテーマに話をしました。

スタッフのかっくんやあらたくんも一緒にトークに参加してくれました。

不登校の頃に思っていたこと、今あの頃を思い出して感じること。
みんなの話を聞きながら不思議な気持ちになりました。

僕らはただ学校に行けなかっただけの人で、ただ学校に行けなくなった子供の親で。
それだけのことで死んでしまいたくなるくらいに悩んで苦しんで。
夢も未来も無くなったように思えて。

それでもそこから時間がたっただけのことでこんなにも世界が違ってるんだ。
僕らは何も変わらず弱いままで、臆病なままで。
そんな僕らを、そんな僕らの経験を必要としてくれる人がいる。

そしてこうして思い出話を話している。
苦しかったとか、悲しかったとか、でも最後には「いい経験だった。」と話している。

そんなことが言える未来をこの中の誰が想像できただろう。
きっと誰も無理だった。

だからこそ希望があると思うんです。
言葉じゃなくて知識でもなくて、僕らがこういう風に思えているという未来を、この姿を沢山の人に見てもらおう。

今は分からないことが、きっとあなたの想像も出来ない未来につながっている。

だから長い長い苦しい1日であってもどうかあきらめないで生きてください。

 
きっと大丈夫。

僕も一緒に未来を信じさせてください。

ひだまりさん、
ソロプチミストさん、
会場に足を運んでくださった皆さん、
このイベントに関わった全ての皆さん。

心から出逢ってくれてありがとう。

史朗

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