deny

君が生まれた事を誰が否定してようと
そんな言葉に耳を貸す必要はない

もし仮に君の命が無意味なものだったとしたなら
この世の全ての命に意味などない

「怖い辛い寂しい。」
ずっと一人だと思っているの？
僕もそうさ僕もそうだった

泣いて笑って怒ってその中で上手に自分隠したのになぜ
誰も気づいてくれないと泣いていたのは誰？

君が選んだ道を誰も認めてくれなくたって
この世に正しいだけの道なんてない

「私は一人で大丈夫。」
君がそう言って笑うのならやっぱり僕はこんな唄を唄うよ

泣いて笑って怒ってその全て一人では意味のないものばかり
ほらもう君は誰かの痛みに気づいている
それはすごい事なんだ

「怖い辛い寂しい。」
ずっと一人で泣いていたの？
僕もそうさ　みんなそうなんだ

僕らが伸ばしたこの手は未来を必死に探しているの?
それとも助けを求めているの？　解らない　だけど　だけど

僕が伸ばしたこの手に触れたのは同じように伸ばされた君の手だ
ほらその手で互いの涙を拭い合おう

そしてありのままで　泣いて笑って怒って

君が生きている事を誰が否定してようと
そんな言葉に耳を貸す必要はない