第二回 難病を伝えるチャリティーコンサート
今日は浜大津スカイプラザで僕ら主催のコンサート
【第二回 難病を伝えるチャリテイ−コンサート】を開催しました。
NPO法人喜里さんへの寄付を目的に開催しました。
沢山の人にお越しいただいて本当にあたたかいコンサートになりました。
主催して良かった。
心からありがとうございます。
NPO法人喜里さんは東近江市で難病患者が働ける作業所【ワークスペース喜福】を運営されています。
今回は第二回ということで、
第一回目は2011年の6月に行いました。
その時は、しがなんれん作業所やこむれいずさんへの支援、
そして難病の現状を知ってもらおうと開催しました。
僕ら自身も知らないことだらけで、進めていく中で本当に考えさせられました。
2011年の時点で、難病の方が働ける作業所は滋賀県に1ヶ所しかありませんでした。
全国でもわずか4ヶ所。
原因は法律の仕組みと、認知度の低さでした。
ほとんどの難病の方が病の苦しみと理解されない現実に内にこもってしまい、
ひきこもりになることが多いのも現実でした。
知られたくない。
自分が難病患者だと認めたくない。
様々な想いが病と共に自身を苦しめました。
そのコンサートで当事者が訴えることの大切さを知りました。
あれから4年、
ずっと第二回目をやりたいと思っていました。
中々出来ずにいた時に、嬉しい知らせが入りました。
東近江市に新しい難病患者が働ける作業所が出来るというものです。
すぐにコンサートを提案し話を進めました。
今回の第二回コンサート、本当は去年の10月に開催が決まっていたのですが、当日に台風が直撃し中止になってしまいました。
それからまた半年、
ほんっとうにようやく開催ができたぁ!っと喜びと安堵で胸を撫で下ろしています。
難病に対する想い、そして小学校2年生で亡くなった難病を患った一人の女の子の話。
涙を流しながら、知ってくださいと訴えてくださいました。
僕らもステージ袖で涙を止められませんでした。
中盤、NPO法人喜里の代表である藤井さんが今の現状と自身の経験を話してくださいました。
まだまだ作業所の数が少ないこと、誰でも難病になる可能性があること。
そしてその後、藤井さんの紹介で喜福で働いている青年、祐輝くんがステージに上ってくれました。
祐輝くんは脊髄小脳変性症を患っています。
自分にできる事があるならと勇気を出して自身の人生を想いを語ってくれました。
「僕らはみんなと同じです。
障がい者はかわいそうと思われたくて生きているわけじゃない。
僕はこの人生を通して、人は生きているだけで意味があるということを伝えていこうと思います。」
様々な言葉を、想いを僕らに投げかけてくれました。
祐輝くんの決意と勇気に心から感謝です。
来てくれた皆さん本当に温かい空気を作ってくれて、幸せな時間を過ごせました。
コーラスに参加してくれた、喜福&じゅう楽合唱隊の皆さん。
出店してくださったワークスペース喜福さん、コツコツホンポさん、しがなんれん作業所さん。
準備から片づけまで手伝って頂いた沢山のボランティアの皆さん。
本当にありがとうございました。
みなさんが来てくださったチケット代、
コツコツホンポさんの売り上げから提供していただいた金額を含め、
【33064円】をNPO法人喜里へ寄付させていただくことができました。
心からありがとうございます。
僕らは難病や障がいと向き合う人達と
音楽や縁によって繋がってきました。
全ての出会いが僕らの人生を変え、心の壁を取ってくれています。
知ることで変わっていけることが必ずあります。
これからも僕らの出来る範囲で応援し続けていきます。
心から出逢ってくれてありがとう。
史朗
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