夏休みの終わり

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僕は小学校5年生から中学校の3年間学校に行くことが出来なかった






学校と言うところに所属している間はずっと胸の中はそわそわしていたし
人の言葉にビクビクしていた






学校に行かないときっかけや節目がなかなかないんじゃないかと思う人もいると思う






そう感じることもあるだろうし
そんな人もいると思う




だけど少なくとも僕は沢山の節目やきっかけがあった




僕の経験から言わせてもらえるなら
不登校は学校に行かない
または行けないだけで学校に行っている人との大きな違いは
そこだけなんだと思う






学校に行かなければという焦りも
学校の事を考えている時間も


行っている行っていないを除けば何も変わらないと思う




僕にとっては学校の行事全てが節目だったし


細かく言えば週明けの月曜日も節目だと感じていた




学校に戻れる気はしないけど
戻らなければという思いで




「よし行こう」って考えているうちに
動けないまま月曜が過ぎていく




その時の自己嫌悪がしんどくて


そんな事を繰り返している日々






そんな中でも特にしんどくなるのが始業式の日


年に3回 春 夏 冬




特に辛いのが夏休みの終わり






夏休みの後半
心はわりと元気で学校に戻れるような気がする




始業式へのカウントダウンが始まって




だんだん弱気になってきて


やっぱり無理かもってなった時に


これで無理やったらどうしようって焦って


凄く怖くなる




そして始業式の朝
学校に行く準備に囲まれて
結局動けない午前中




時計の音さえ自分を責めているように聞こえる






あの時の嫌な気持ちは今でもはっきり覚えている






今9月1日に子どもの自殺が1年でもっとも多いこと


僕にも理解できるところがある




僕も自分で死のうとしたことがあるから


あの恐怖と向き合えなくなってしまうこと






だからこのブログを読んでいる人がいるなら知ってほしい






不登校の子も


引きこもりの人も




このままでいいなんて心から思っている人なんていない


それでも動けないことがあること


今をなんとか必死で生きていること


ただそれをわかってほしい






あの時僕は沢山の「頑張れ」をもらった




でもあの時の僕は僕なりに精一杯頑張っていた






だから人それぞれの心の頑張りを


目には見えなくても




どうか否定しないでほしい








僕らがまた楽しい気分の日々に出会えるように
願いを込めて




雄介

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